仮想通貨の分散投資は意味がない/それでもするのなら?

このページは、仮想通貨分散投資がなぜ意味がないのか?また、どうしても分散投資を仮想通貨でするのであればどのようにするべきかという私なりの件かいをお伝えしていきます。

 

仮想通貨の分散投資は意味がないと結論を先に書くと勘違いする方がいらっしゃるのですが、私は分散投資はするべきだと考えています。しかし、それは全部を仮想通貨にするのではなく、株式や債券、為替、不動産などに分割しておくということが大切だと思っています。

 

なぜ仮想通貨の分散投資に意味がないのか

投資でリスク管理のために分散投資というと間違った分散投資をする人がとっても多いです。これまでに、仮想通貨で億り人になった人はみなさんいろんな銘柄を買っていてそれが値上がりして儲けたという人がほとんどです。

 

だから、大事なことがユーチューブでもブログでも書かれていません。なぜ、分散投資をするかというとリスクヘッジするためにしますよね。であるのなら、同じ市場の商品を買うのは間違っています。

 

例えば、わかりやすいように株式で例えばみましょうか。あなたが株式投資をして、銀行の銘柄をいくつももっていたりしましょう。これだと、リーマンショックの時のような金融ショックが起きたときに資金を守れませんよね。

 

それでは分散投資をしている意味がありません。その状況が現在の仮想通貨の世界でも起きています。仮想通貨は、いい悪いは別にしてビットコインと連動しています。相関関係がある動きをしています。

 

なので、仮想通貨同士で分散投資をしてもほぼ意味がないのです。同じタイミングで上げて、同じタイミングで下げる。それなら、ビットコインだけやリップルだけって1つの保有でいいじゃんって思います。

 

リスク管理にならないんだったら、一つの仮想通貨をウォレットに入れて保管しておけば管理も楽です。しかし、なぜか多くの人が仮想通貨を分散して保有していますよね。それって意味ないと思いませんか?

 

分散投資をするならどうするべきか?

分散投資するのなら、仮想通貨だけを保有するのではなく株式投資をしてみたり、為替のFXをしてみたりってことをしてください。国債を買ったり不動産投資でもいいです。とにかく、連動しないものを保有することが大事です。

 

仮想通貨の売買をしている人は、投資の初心者の人が多いのでその辺りの理解がないのかな?って思ってしまいます。ちなみに、私はビットコインとリップルの両方を売買しています。その理由は分散投資ではなく、レバレッジをかけるため。空売りをするためです。

 

リップルFXは、現状では法人取引ができないので、レバレッジをかけるためと、空売りをするためにビットコインFXを利用しているのです。空売りができなければ、下げ相場で勝てませんので、その辺りは2018年に体験した人が多いと思います。

 

私自身は、株式投資でもFXでも仮想通貨でも買いよりも空売りの方が好きな投資家です。売りは一気に落ちるので資金効率がすごくいいから好きなのです。なので、リップルの現物とビットコインFXで
売買しています。

 

もちろん、日経225オプションや日経先物、FXや不動産投資もやっています。ある程度資金がたまるとリスクヘッジのため分散投資は必須です。その時に、連動しないものを保有しないと分散投資は意味を持ちません。

 

それでも、仮想通貨ファンや将来を熱望しているような人たちは仮想通貨でリスクヘッジをしたいと考えています。あまりおススメはしませんが、それでもリスクヘッジするのであればどうするべきかを次にお伝えします。

 

それでも仮想通貨でリスクヘッジしたい

リスクヘッジの基本は、取引する市場を変えることが重要だとこれまでお伝えしてきました。しかし、それでも仮想通貨だけで運用していきたいというのであれば時間の分散をして投資をしていくしかないと思います。

 

時間の分散というのは、よく世の中で言われているドルコスト平均法のようなものです。買うタイミングをずらしてちょっとずつ買っていくという手法です。これをすることによって、乱高下のある仮想通貨でも平均取得単価がなだらかになります。

 

そのため、上がったときに利益になる可能性が高くなるという手法です。ただ、ドルコスト平均法についても私はあまりおススメしていません。なぜなら、5年間ずっと価格が下がっていったらどうします?

 

そんなことは、相場の世界では普通にあり得ることなのです。仮想通貨だから実需があるから値上がりする?その考えを私は100%否定しています。なぜなら、業績がずっとよくて日本で知らない人がいないような大きな会社でも5年間ずっと株価を下げている会社があるからです。

 

実需は業績が右肩上がりなので増えていることがわかります。日本で知らない人がいない会社です。でも、株価はずっと下がり続けている。相場というのはそういうものなのです。実需があるから必ず上がるわけではないということです。

 

また、仮想通貨はすでにバブル崩壊したという見方もできますので、もう二度とビットコインが200万円にいかない。XRPが400円にいかないという可能性も十分あるわけです。今、ビットコインが200万円やXRPが400円なんて言っている人は妄想を見てます。

 

その妄想を見て、ドルコスト平均法をするのはとっても危険だと私は思っています。どうしても仮想通貨でリスク分散ってならドルコスト平均法になりますが・・・そこにも大きな危険があることは忘れないようにしてください。